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大江健三郎全作品2/大江健三郎

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1966年初版。新潮社版・単行本。定価480円。経年の焼け、痛み、擦れ、あります。 三島由紀夫 太宰治氏以来、久しく、一つの「時代病」を創始した作家が現われなかったが、大江健三郎氏にいたって、はじめて日本の現代は、その「時代病」を発見した。そして氏は、多数の時代病者を作り、一方、いつわりのない鋭敏な感性によって、自らもこれに感染した。1960年代の日本文学は、よかれあしかれ、氏によって代表されるであろう。 石原慎太郎 大江氏の文学は、在来の日本文学には無かった、みずみずしい感性の結晶である。そこには孤独の洞窟の中から、果てしない、傷つき易い下界へ、好奇とのを向ける欧のような少年の視線がある。その視線こそが大江氏の文学の最も根源的なものだと私は思う。 暗い川おもい櫂 鳥 不意の唖 喝采 戦いの今日 われらの時代 ここより他の場所 共同生活 ハックルベリー・フィンとヒーローの問題

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